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Negadra-Jack.

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使う勇気、投げる勇気

広島 4 - 5 中日

勝:浅尾(6勝2敗7S)
S:岩瀬(0勝1敗32S)
敗:サファテ(1勝3敗35S)

本:栗原 16号(5回裏ソロ)

「キャッチャーのミット目がけて、腕振って思い切り投げろ!」。
投手に対し、しばしば言われるお題目のような言葉。でも、
自分もプロだけど相手もプロであり。成功と失敗の記憶の中で
どうしても失敗の記憶がアタマを支配しがちな投手については、
「失敗したらどうしよう?」と言う思考が先に立ち…腕が振れ
なくなる気がする。

ドラゴンズで申さば、三瀬と鈴木は、本当にマウンド上で自信
がブチーン!と切れる音が聞こえるほど。いったんダメになる
と急に表情がつらそうになるのが見て取れてしまい…「あぁもう
無理だな…」と思ってしまうほど。特に走者を背負った場面の
鈴木など…結構「見ちゃおれん」と感じる事しばしばだったり
した。
走者を背負った場面の鈴木は…正直「怖い」と言うのが我が
印象であり。得点圏はもちろん「押し出しひとつ許されない
場面」で起用する投手じゃ無いと。私はそう思っていた。

7回裏、2死満塁。同点の場面。
右の赤松が出てきたのであれば、浅尾を前倒しして浅尾を起用
するのが…「負けたくない試合」における戦い方であると思う
のだけど。6連戦の初戦でそんな無理をさせる事は出来ないのと
同時に…「こんな場面でオマエには活躍して欲しい!」と…
ベンチが起用したのは浅尾ではなく鈴木だった。
もちろん、先日のヤクルト戦で、浅尾は一事は同点となる押し出し
四球を出したりして、決して万全とは言えない。
一方で鈴木をこうした場面で出して…正直素晴らしい!と思った
記憶もそれほど無く。むしろ走者を残して降板するか?或いは
失点を喫するイメージもあったため…正直「なんで?」とは
思った。

「毎度毎度、浅尾にばっかり頼ってられん!」と、今日は山井
降板後には三瀬、平井、小林正人と繋いで来た。三瀬は失点した
けど、でも、このところ信頼に値するマウンドを見せてくれては
いる。そりゃたまには失点する事もあるだろう。浅尾だって
岩瀬だって失点するんだし。

「浅尾を投入するイニングじゃない。ここは鈴木が投げる!」と
言う選択は、正直リスクが高いとは思う。でも、鈴木が2死満塁
の場面で…抑えれば凄く大きい。無傷で鈴木が戻って来れば…
鈴木の自信にもなるしチームとしても浅尾を無理やり投入する
機会を減らす事ができる。

「鈴木!」と告げる勇気。
そして、負けられない試合の、物凄く大変な場面で…マウンドで
腕を振って投げた鈴木の勇気。…鈴木が赤松を三振に斬って取った
事が、今日の勝利を呼んだんじゃないかな?って。

プロ野球選手だから、
プロなんだから…いつも自信マンマンで捕手のミットに向けて
剛速球を投げられる投手ばかりじゃないだろう。重圧のかからない
場面では素晴らしいけど、少しでも重圧を感じると腕の振りが
鈍くなる投手もいる。素材は素晴らしいけど…気持ちが優しいと
でも言おうか…開き直って投げ込む事ができなくなる選手も…
やっぱりいたりする。

今日の試合、
お立ち台に上がったのは4安打を放ったブランコだった。
打つ方で申さば森野も荒木も頑張った。

でも、勝利の可能性をグっと手繰り寄せたのは…鈴木の7回裏の
2死満塁からのマウンドだったんじゃないかな?期待を込めて
落合監督が「鈴木!」と告げた…その期待にこたえるマウンドを
鈴木が見せてくれたら…今日の勝利があったと。そう思っている。

今日の試合は、もちろん主軸がキチンと仕事をした事について
素晴らしい!と思う反面、鈴木をはじめとする「絶対的存在と
は言い難い中継ぎ陣」が懸命に投げたお陰で勝てた試合である
と思っている。

スポットライトは当たらないかも知れないけど。

ファンとして、惜しみない拍手を贈りたい。
良く頑張った。良く腕を振って、自分の中の弱気に打ち勝った。
今日を乗り越えた事で、明日以降のマウンドはもっと自信に溢れた
マウンドになると思う。

勇気を持って投げた事、投げさせた事。

それが勝利につながった。
良い試合でした。

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コメント


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なるほどね~

 さすがに野球の面白さを見事に言い当てていますね。

 視点が独自で的を得ており、試合の奥深さがよく解えい
ます。そしてこのタイトルは誰もの心、勇気を思い起こさ
せる、人生に通じる深いものを感じさせてくれました。

 後々、昨日の試合が大きな意味を持つことになれば、
監督、選手、ファンにも嬉しいですね。
そうでなくても野球(スポーツ)の真の意味を教えてく
れる素敵な記事でした。
(中日新聞社のきしゃたちは・・・ポッポ~?)

 何時もながらどうも有り難うございました。

じゅん | URL | 2011年09月28日(Wed)09:58 [EDIT]


ありがとうございます

じゅん様
コメント、ありがとうございます。
まぁ個人が好きな事を好きな時に書けると言う(笑)、
そんな気楽さがあるので、現状は精神状態が良い時に
書く、好意的な気分になってる時が記事の書き時である
と思っておりますので(笑)。
中日新聞の記者の皆様は、職業ですので締め切りなどが
ある分、割とバクっとした記事になってしまう可能性も
あるかも?です。散文なら或いは上手かも?…
と言いつつ、コラムを書いてる渋谷氏のアレはビミョウ
ですが(笑)。

ではではっ。

Negadra+Jack | URL | 2011年09月29日(Thu)09:34 [EDIT]


 

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