Negadra-Jack.

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悲しき玩具

Bクラスでシーズンが終わるのは実に12年ぶりだそうだ。

それは別に良い。
セントラルリーグの各球団も、それぞれに練磨し研鑽し、
「勝ちたい!」と願ってプレーしているわけで、その中で
たまたま負けが混んでしまうシーズンもあるだろう。機械が
プレーするわけでもなく生身の人間がプレーしている事も
あり。故障もあれば経年劣化も世代交代が上手く行かない
事もあるだろう。

結果についていちいち口角泡を飛ばして糾弾するつもりは
毛頭無い。

一方で、「ビジョンの無さ」「できる事しかやらない、やれる
事しかやろうとしない」と言った球団の姿勢がすけて見えた事や、
前任監督時代に冷遇された人々が遠ざけられていた「利権・権力」
に預かろうと、能力をわきまえもせずに身の丈以上のポストに就任し、
就任した“だけ”で満足してしまった点などなど。

Join us~ファンと共に~と標榜したのに、「ファンと何を共有し
たいのか?何を見せるのか?何を与えたいのか?」が空っぽのまま、
漫然と日々の野球を繰り返した事は物凄く残念だった。

日々の野球にも、おそらく「意味」はあるのだろう。
勝てなくても世代交代のために必要な用兵だとか、この試合を落
としたとしてもその次の試合に勝つために選手を温存するとか。
「こうなった場合はこうする」と言う戦術がキチンとあれば、144試合
をもう少し有意義に戦えたと思うのだが。

眼前の「シロクロ」に対して、高木監督の感情量が多すぎて冷静な
判断ができず。「シロ」ならば判で押したようにその「シロ」が毎度続く
事を期待した用兵とし、「クロ」ならば試合序盤であっても感情に任せて
選手交代を命じる。

「場当たり的」の見本のような指揮で何度も何度も失敗を繰り返した点も、
ファンとしては受け入れづらいものがあった。

この2年は、「玩具を取り上げられた人々」が、玩具を取り戻した事に満足し、
例えば2004年に取り上げられた玩具は「超合金の人形」だったのに2012年
に取り戻した時には「ラジコンのヘリコプター」に変わっていたような。

超合金の人形を使って砂場で遊ぶぐらいしか出来ない人々が、ラジコンの
ヘリコプターを与えられて当惑しただけと言うか。

1年目は何とかできる範囲で飛ばしてみて、何とか少しだけ飛ばす事は
できたものの、2年目はメンテナンスも何もせずに放置したヘリコプターが
ボロボロになって操作できなくなり。「何で動けせんのだー!!」と癇癪を
起こして壁にぶつけるわ地面に叩きつけるわ…

「玩具を取り戻してどう遊ぶ、例えばヘリコプターならこう遊ぼう」ではなく、
「この玩具は俺のものだーーーー!」と言う発想しかなかったからこんな
結果になっちゃったんだなーと思う。

ヘリコプターを操作する“プロポ”を握っていたのは、高木監督であり。
彼が「ジジイでもできるラジコンヘリ操作法」とかを読んで勉強して、
「今日は田んぼに行ってゆっくりと飛ばしてみようかしゃん?」とかビジョンを
持っていればもうちょっとマシな結果になったかもだけど。

闇雲に「出して飛ばして、で、毎度のようにぶつける!」と言う事の繰り返し
となり、「どうしたらぶつけるのを回避する事ができるんだろう?何をすれば良
いのか?」と仮説・検証等が一切無い状態となり(笑)。

一方で「守道クン。ヒロミツから玩具を取り返してあげたからね!」と彼に
それを預けた人々もいるわけで。

操作した側の責任は、監督を変えれば何とかなるかも?だけど、「玩具を取り返
してあげたからね!」と言い、その取り返した玩具がボロボロになっているのに
何ら策を講じようとしなかった人々は…残念ながら次の「操作する人」を探す側
となる。…責任は「ラジコンを壊した守道クン」に背負わせてハイ、終了!である。

幸か不幸か、ラジコンのヘリコプターはこの2年間のムチャクチャな使い方で
ぶっ壊れてしまった。後はもう、新しい玩具を買ってくるか?或いは今、玩具箱
の中にあるもので新しい“遊び”を考えるしか無いのだけど。

一人のファンとしては、「玩具を手に入れること」ではなく「それを使ってどう遊ぶ、
こんな事がしたい!」と言うビジョンやアイデアがあって、それをより多くの人と
共有し、遂行できる人にチームの舵取りをして欲しいと願う。

特にこの1年は、操作方法を知らない癇癪持ちの人がラジコンのヘリコプターを壊す
事を目的としたようなサマを見えられ続けた分、すぐには結果が出なくても、「遊びとは
何ぞや?どう遊んだら楽しいのか?」と言った根幹のところに対して一過言あり、
それをカタチに出来る人であればなーと。

願わくば、フロントには高木監督のみの責任で終了させるのではなく、「自分たち
も被害者」のような顔をするのでもなく。現状の「共犯者」として、深く反省し、
もう少し「ちゃんと戦えるチーム」となるよう、真剣に考え、実行してもらいたい。

最後に。
クライマックスシリーズ初出場を決めた広島東洋カープ、並びにファンの皆様。

本当に、おめでとうございます。

目標に向かってチーム一丸となって戦う姿や、その姿に照らされて野球を楽しん
でらっしゃるファンの皆様の姿には「熱」を感じました。「どうせ」とか「ほらね」
ではなく、「いけーーー!」ってアツくなれること。これが野球の「基本」であり
「魅力」だと思ってます。

「野球の素晴らしさ」を、
応援するチームが再び教えてくれる事を念じつつ。

それではまた5年後ぐらいにお会いしましょう(笑)。

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終焉試合で感じた未来

3点ビハインドの9回表。
絶体絶命の場面。

高木監督が先頭打者として名前を告げたのは、
本シリーズでは守備固めとしての出番しかなかった堂上直倫だった。

直倫は今シーズン、何度も出番をもらった選手であり。
或いはレギュラーを脅かす存在になってしかるべき選手だったが
打撃でなかなか力量を発揮できず、守備固め要員に成り下がっていた
選手だった。

その直倫が放った打球は、左中間に飛んでいった。3点ビハインドの
9回表。無死2塁のチャンスをいきなり作った。

続く谷繁は、可能性を感じないセカンドゴロ。
直倫の代走英智が3塁に進んだものの…3点ビハインドの場面での
進塁打に大きな意味は無い。

谷繁の次の打者=堂上剛裕は…3戦目で西村から決勝タイムリーを
放った選手であり。あの時の打席で見せた静かな闘争心は物凄い
ものがあった。西村も1度やられた相手に何度もやられたく無い
だろう。あの時の悔し涙をまた流したくも無いだろう。

得意のストレートとフォークを駆使し、剛裕から三振を取ってやる!
と気魄の投球を見せる。剛裕も積極的に打って行く。なかなかに
見ごたえのある勝負だった。

西村の投げた8球目のストレートを、剛裕のバットが捉える。
チカラ強い打球が飛ぶ…でも、セカンド寺内のグラブにボールが
収まる…。

惜しい当たりではあるが、結果はアウト。
でも、それでも…必死に食いついて行って「惜しい当たり」を
残せた事は決して無意味じゃないと思った。

2死3塁、最後になるかも知れない打者は…今季打率3割と、盗塁王
のタイトルを手にした大島。クライマックスシリーズではリード
オフマンとして輝き続けた選手。

その大島が考えていた事。
「英智さんをホームに返したい」。
そう、大島が倒れれば3塁走者の英智はその3塁塁上で選手生命を
終えてしまう。何とか、英智を本塁に返したいと…大島はレフト
に技ありのヒットを放った。英智が本塁に返った。

若手が出た、
若手が粘った、
そして、若手が返した。

もっと言うと大野、伊藤準規と言う若手が大役を果たした緒戦と
2戦目、“酷使”と言っても過言で無い使われ方に懸命に答え
ようとした田島に、投げるたびに安定感を増して行った武藤と
言った…投げる方でも懸命に戦った若手たちがいた。

チェンがいなくなった。ネルソンもいない。
吉見も、ソトも中田賢一も東京ドームにはいない。

地の利があり選手層の厚い巨人と戦うにはあまりに貧弱な陣容で、
3つも勝利を収める事ができたのは…昨年までならこんな場面で
使われなかっただろうなぁ~と言った若手たちのお陰だと
思っている。

ベンチで見つめていて、その上で負けるのも当然「悔しい」だろう。

でも、今年はグラウンドに出て、チカラを発揮しながらあと1勝
を挙げる事が出来ずに敗れ去った訳で。試合に出られない悔しさ
ではなく、「できた喜び」もあるだろうし「もっと出来たであろう
歯がゆさ、せつなさ」…何より「負ける事の悔しさ」をより
一層“自分ごと”として、若手たちはその身に刻む事ができたと思う。

「あんな気持ちはもう味わいたくない!」と言う気持ちが、
恐らく選手を強くする糧となり、その糧を共有した若手たちが
必死に練習し、切磋琢磨する事でチームは強くなると思う。

クライマックスファイナルステージが始まる前には…
「東京ドームなんかで戦っても、どうせ罰ゲームだろう」と…
正直なところ思っていた。その「どうせ」と言う諦めの気持ちに
対し、大野が、準規が頑張って。そして剛裕が喰らいついて行って…
後一歩のところまで連れて来てくれた。

「あと1歩」だから…悔しい。
でも、頑張れば「あと1歩」は超えられるかも知れない。

「若手」の中で最も経験のある大島は、
自分が最後の打者になる事ではなく、「英智さんを生還させたい!」
と言う気持ちを強く持って打席に立った。そして結果を残した。

2012年の最後のアウトの1つ前の、大島の打席と英智の生還に対して、
心から「ありがとう」と言いたい。

春眠暁を覚えず

「とても眠いんだ、パトラッシュ」。
…久しぶりに書く文章がソレか?と言う(苦笑)。
ご無沙汰しております。ネガドラの中身です。

3月30日、今年は予定通り開幕が迎えられそうですね。昨年は本当に、
「野球やってる場合か?」と各所で各人(選手含む)が疑念に思って
いたりして。国難と言って良い状況下において。それでも野球のチカラ
を見せよう!と選手が、チームが必死に戦ったシーズンだったと
思ってます。

で、今年。

「野球」として捉えると、ダルビッシュがメジャーに挑戦し。
最高の投手が最高の状態で、最高レベルの選手の集う状況下に
おいてどこまでできるのか?と言う話題があったり。あとは、
「憧れのイチローと同じマリナーズでプレーしたい!」と、待遇
だの何だのを度外視し、純粋な夢のためにマリナーズとマイナー
契約を結んだ川崎宗りんが開幕をメジャーリーガーとして迎え
たりと…。「日本人」として、「野球ファン」として、
海の向こうに楽しみな話題がチラホラあります。

国内でもDeNAが親会社となり中畑監督が就任したベイスターズ
が、巧みなメディア戦略等で話題を振りまいてくれたり。
巨人も清武氏の自爆テロと朝日新聞社による「誰もが知ってる
情報を今更流す」と言う、よくワカランテロはあったものの、
「…で?」って感じではありますね。
ソフトバンクの選手がゴッソリ抜けて、巨人がゴッソリ選手を
獲得したと言う点は気になるものの…ここ数年、巨人が巨人
らしさを発揮せずにシーズン中に他球団の象徴のような選手
を獲ってきて大して使わないと言う事よりははるかにマシ
だとも思ってます。

あと、最後に「我らが中日ドラゴンズ」について。

落合前監督時代の8年は、「野球のみ」の8年であり。
「選手は野球のみに集中、現場はそれを全力サポート」であり。
「野球に集中させない因子は排除」と言う点の徹底っぷりは
ものすごかったと思ってます。

一方で、落合監督が退任してから「ファンサービス」と言う
名の下に契約している選手を「保有するコンテンツ」として
野球以外の行事に関わらせていると言う点を見ると、
「野球以外においてファンを喜ばせる活動にも注力」と言う
球団主導の姿勢を感じてます。

「勝つために全てを捧げる、最後の最後にファンを喜ばせる
ことこそファンサービス」とした落合監督のドラゴンズに対し、
「日々の野球(および現場周辺で起こる出来事)を楽しんで
もらう」と言う球団主導のサービスの概念。

でも、悲しいほど「中部(≒中日新聞購読可能エリア)to
中部」の発想であるがため、全国に顧客のいるモバゲー
に比べ、中部地方のファン以外にはそれほど感じる事の
できない「サービス向上」と「そのベネフィット」。

意地悪な言い方ですが、球団スローガンの「ファンと共に」の
「ファン」とは、或いはシーズンチケットを購入してくださる
皆様を中心にしているんじゃないか?とか、そんな事を感じ
てしまいますが(笑)。

始まる前から「どうせダメだろう?」とか、「落合監督
時代以上のドラゴンズは無い」などと決め付けるのも良くない
と、少なくとも私は思ってますし、数ヶ月で「高木イズム」
も何も無く。実戦を通して目指すべき方向と使いたい選手を
決めて行くとも思ってますので。

日々、発生した出来事に対し脊髄反射としてブログを書きなぐり、
首尾一貫しない主張を世の中に垂れ流すのではなく。見て、
感じて、情報を余計な先入観なく取り入れて。理解して仮説
を立てて。その仮説に対しての検証をして。

基礎をキチンと作って。

その上ではじめてブログが書けると思ってます。

落合監督が就任された当初は、世の中でブログなるものが
それほど普及してなかった事もあり。書かずに見守る日々
でした。その日々の中から「落合野球」に対する接し方
の基礎のようなモノができて来て。その上でブログを書いて
来たつもりです。…論旨にブレは思い切り出てた気もします
が(笑)。

一方で、今年の中日ドラゴンズについては、
正直「よーワカラン」と思ってますし。球団を取り巻く
状況も、必ずしも肯定的であるとも思えず。twitterなどの
SNS系の発言等々を「世論」であるとすれば、ものすごい逆風の
中にある気もします。

私個人としてはそうした「逆風的世論」に付和雷同するのでは
無く。そうは言っても「逆風的世論」への対抗意識から
「球団を信じろ!」と脈絡無く言うつもりも無く。

周囲にいかなる意見があろうが、
それとは関係なく「持論を形成するのみ」と思ってます。

ですので、
しばしこの「春眠」を続けさせていただきます。
いずれむっくり起きるか?…或いは春眠のはずが即身仏になって
しまうかも?ですが(汗)。

いずれにしましても…Let's enjoy baseball.

それでは、また来年お会いしましょう(おいっ!)。

シーズンが終わった今、感じていること

皆さん、こんにちは。

2011年のシーズンは、福岡ソフトバンクホークスの日本一で終わり
ました。前回の記事では「おめでとうございます」の一言も言って
ませんでしたが、今になって思う事として、ソフトバンクと日本
シリーズが戦えて良かったなぁ~って思ってます。

個人的に、「最強の対戦相手」としては2009年の巨人だったと思って
ますが、あの時のドラゴンズは全く戦えていなかったのに対し、
2011年のドラゴンズは「最強ソフトバンクとキチンと戦えた」…
貧打とか関係なく、和田、杉内、摂津、ホールトン、山田と言う
強力な先発と、森福、金澤、ファルケンボーグに摂津も加わった
強力な中継ぎと抑えと。さらに打つ方も前日の失敗を引っ張らない
切り替えの速さを持った選手ばかりで。

「あぁ、素晴らしいチームだなぁ~」と、西武、日ハム、ロッテと
目の前で日本一になったチームに対しては「上手くやれば何とか
できただろうに」と思ったのに対し、今回の対戦相手=ソフトバンク
については「精一杯やった結果の3勝4敗」と、素直にそう感じて
ます。2011年のドラゴンズを見てきたファンとして、セリーグ代表
チームの名に恥じない戦いが出来たと。そう思ってます。

そして、
日本一の監督インタビューの中で、インタビュアーの方がアジア
シリーズへの展望を引き出そうとした時にそのフリを制して
今季のプロ野球は被災地の方を勇気づけようと懸命に戦って来た
事を、プロ野球のチームを代表して、決して器用な表現でも
無かったけど、でも、朴訥ながらも真摯に語ってくださった秋山
監督の発言には、本当に感動しました。

3月11日の震災が、
東北に、日本にもたらした影響と言うものは本当に大きく。
その大きさと困窮度合いから逃げるために、メディアや多くの人が
良くわからない事物への懸念に物事を置き換えて…逃げて行く傾向
があったように思われます。
「電力不足」「モノ不足」「放射線量」などなど、或いは瑣末な
事を大きく取り上げ、東北と向き合うのではなく日常の些細な事
に目を向けさせるよう、恣意的な情報を流していたように…私に
とっては感じられる事が今なお多く存在します。

そんな中、恐らくプロ野球と言う「娯楽」を続けて良いのか?
これが人々に勇気を与えられるのか?などなど、今季のプロ野球
は多くの葛藤や自問自答との戦いだったと思ってます。楽天の嶋
選手が「見せましょう、野球の底力を」と被災地への力強い
メッセージを発して、その気持ちを多くの球団が、選手が、そして
ファンも…共有して始まったはずのシーズンであったとは思います
が、その気持ちがどこかで中弛みして行っている感は…正直あり
ました。

そんな中、シーズンが終わるまで、全力疾走で手を抜かない野球
をキチンと出来たソフトバンクと、それを遂行させた秋山監督の
手腕には心から感服し、そして最後の締めくくりに…被災地への
気持ちを語っていただいた事で…2011年のプロ野球は有終の美を
飾れたと思っております。
その有終の美を飾る試合で、我らが中日ドラゴンズも死力を尽くして
いた事も…誇らしく思ってます。

3月11日の震災から3カ月たった6月11日。
中日ドラゴンズが交流戦で東北楽天ゴールデンイーグルスと戦う
その日に、私は震災後初めて東北の地に行きました。心の中では
仙台で野球を見ようと言う気持ちで行きつつ、被災地への助力を
せずに野球観戦だけして帰る事がどうしてもできず。
だから、1日は被災地でボランティアをしようと思って…石巻に
向かいました。

そこで見た光景を、
私は未だに忘れる事が出来ません。津波にさらわれた家々、瓦礫
やグチャグチャになったクルマ、打ち上げられた魚の死骸の数々、
むせ返るような生臭い匂い、ヘドロだらけの地面…ライフライン
が寸断されたままの石巻。

その光景を目の当たりにした時、
無力な私は涙をポロポロ流す事しかできませんでした。
ボランティアとして、微力を貸す事はできたとして、その微力を
どれほど結集すればこの事態は収束するのだろう?自分にとって
できる事だけしていて、それが何になるのだろう??被災地と
今後、どう向き合って行けば良いのだろう?

…それよりも何よりも、「3か月、何やってたんだよ?オレ??」
と言う自責の念が強く強く、我が心の中で叫び続けてました。

女優、蒼井優さんが、いわき市を舞台にした映画=フラガール
に出演したご縁で、震災後初めていわき市を訪れた時に同じよう
な感想を持たれたと聞きます。「私は東京でできる支援の事だけ
を考えていた。今思うと何でそんな事を思っていたのだろう?
何でもっと早く来なかったのだろう?恥ずかしい」と言ったよう
な、そんな自責の念を持たれたそうです。その気持ち、良くわかり
ます。

プロ野球選手で言えば、巨人のラミレス選手が僅かな隙間を
見つけて、シーズン中にも関わらず被災地を慰問されたそうです。

西武との試合が終わった直後に山形県まで移動し、早朝出発で
被災地に入って子供たちに野球道具をプレゼントして。その時に
「僕は日本の文化で育ててもらった選手。だから恩返しがしたい。」
と言われたそうです。

ライフラインが寸断され、足りないモノだらけの被災地に対し、
社会的地位の有無とか持ってる金の多い少ないなど関係なく。

もっと言ってしまうと「個人の物理的支援、金銭的援助多い少ない」
など取るに足らないものだと思います。孫会長や、後はユニクロの
柳井会長が多額の義援金を寄せられた話についても、立派であると
は思いますが「焼け石に水」であるとも思ってます。問題なのは
「気持ち」であり「額面」じゃない。

必要なのは…「過去のこと」として風化させない事と、そして
東北への支援の気持ちを持ち続ける事。…東北だけじゃ無く、
周囲にもし困ってる人がいたら…無関心でいちゃいけないと言う
点も含め…お互いがお互いに「支え合う気持ち」を持つべきなん
だろうなぁ~と。

42年生きて来て、そんな事に気付いたのは震災があったからです。
全部流された石巻の町で、クルマを停めてヘドロと魚の死骸と、
物凄く大きな蝿の飛び交う景色の中にたたずんだ時、自分の
無力さを痛感しました。そしてもし仮に、3月11日にその場にいた
としたら…為す術なく流されて行ったんだろうなぁと言う想像も
ありました。

亡くなられた皆様のご冥福を祈るとともに、

今なお、被災地で苦しんでらっしゃる方のために「出来る事」
って何ぞや?寒い冬が来て、仮設住宅でポツーンと暮らす日々を
支える手段って何があるのだろう?…今なお本当に色々と考えて
ます。

秋山監督が「被災地に勇気を」と仰られた、
その被災地に向けて発したエネルギーは、恐らく被災地以外に住む
人々にも届いたと思ってます。日常暮らす中で、特段不足の無い
人々が…野球から多くのエネルギーをもらったのであれば、その
エネルギーをぜひ被災地に届けて欲しいと。

野球から多くのパワーをもらった、
そのパワーを…東北に届ける事って、プロ野球に携わる多くの皆さん
の望むところなんじゃないかな?って、僭越ながらそんな事を思って
ます。

セリーグパリーグの代表チームとして、
ソフトバンクと中日ドラゴンズが…死力を尽くして戦ったこと。
その「死力」の源には…被災地を勇気づけるって気持ちがあったこと。

だからこそ我々は感動したこと。

その感動って、行動を起こすエネルギーとしてはじゅうぶんなんじゃ
無いかな?って。私はそう考えます。

一歩踏み出す行為には、本当に勇気がいると思います。
でも、一歩踏み出さないと何も生まれなかったりもします。
この日本シリーズ中、ソフトバンクもドラゴンズも、外野を守っていた
選手がそれぞれ…失敗を恐れず怪我を顧みず一歩も二歩も踏み込んで
プレーをしてました。ソフトバンクの内川選手、多村選手。
ドラゴンズで言えば小池選手に平田選手…誰もが失敗を恐れずボール
を掴み取る!と言う一心で果敢にプレーをしてたように見えました。

その気持ちに、ファンは感動を覚えます。

我らも、例えばこの身は無力であったとしても、
その無力さから踏み出す一歩ってのは…物凄く素晴らしいと。

そう感じてます。

一度やめちゃったブログをもう一度はじめると言う行為は…正直、
自分の中では物凄く「みっともない行為」だと思ってました。いや、
今でも「こんな事で良いんだろうか?」って思うところはあります。

でも、ブログを書く事で多くの皆様の耳目を集める事が出来て、
その耳目より派生した繋がりもできて、物理的にも経済的にも…
被災地への支援が出来た事、そしてそれを続けて行く気持ちが
強くなっている事については、本当に良かったと思ってます。

正直、「ネガドラ、どれだけカマってちゃんなんだよwww」って
声がブログを再開した時にはあるんだろうなぁ~と思ってました
し、スンナリ受け入れていただくにはあまりに野球に対しての
情報量が少なすぎる、切り口がショボすぎると言う気持ちが
ありましたが(笑)。

皆様の支えと、
そして何より「大目に見ていただいている寛容の精神」の下、
日本シリーズ終了まで続ける事ができました。本当に本当に感謝
しております。ありがとうございました。

野球ブログにつきましては、
一度引退した身であり。それが復活してきたのにまた引退などと
言う狼少年のような事はしたくないので(笑)。前回のように
「スパっとデータを消去する」等と言う事はしません。一方で
恐らく私は真剣勝負の時が来ないと大した事が書けない自信が
ありますので、しばらくは更新を休ませていただきます。

冬の間は、
「走りこみ」と称して東北への支援活動を精一杯やって行こう!
と思ってます(笑)。走りこみと申さば来る12月1日より、東北地方
の高速道路の料金が無料になったり休日無料になったりするそうで
す。クドいようで大変恐縮ですが、勇気だの元気だの希望だの、
野球からもらいっぱなしであるのも何だかなぁ~って気がするので。
いただいた勇気だ元気だ希望だのを「おすそ分け」するために、
ぜひ、被災地に足を運んでいただければなぁ~と。

そんな事を思ってます。

随分長い記事になってしまいました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。

それでは皆様、ごきげんよう。

後悔、盛りだくさん

ソフトバンク 3 - 0 中日

勝:杉内(1勝0敗0S)
S:摂津(1勝0敗1S)
敗:山井(0勝1敗0S)

落合博満と言う、
野球に全てを捧げたモンスターのような存在に率いられ。
ナニゴトにおいても野球中心、野球以外の要素は排除して構わん
と言う。全てにおいてグラウンドで最高のプレーを見せると言う
事を強く念じて…実際、その点において大きなブレの無かった
チームとしての戦いが…今日、終わった。
最後の最後に完封負けを食らうと言う(苦笑)、本当に本当に
見慣れた光景で…「またコレですか?」と言う突っ込みをしたく
なる気持ちを覚えつつ。でも、本当に今まで…遊びたいとかハシャ
ぎたいとか目立ちたいとか…そんな選手たちを束ねて野球の事
だけを考えさせて。
8年間の長きにわたり中日ドラゴンズと言うチームを「野球の
プロフェッショナル集団」として輝かせ続けてくれた事に対し、
落合監督には心から感謝の言葉と拍手を…そして、血ヘドを
吐きながら、泣きながら落合監督の教えを忠実に履行した選手
たちにも…「ありがとう!」と言いたい。

彼らは、
我らが酒を飲んだり異性と戯れたり、
怠惰な生活を過ごしている時にも…常に常に野球の事ばかりを
考えて、そして上手くなるために何をすべきか?と言う問いに
対し動き続け、成長を続けて来たと思っている。

今日、この試合に勝って「悲願の日本一を達成」した後に、
落合監督の勇退となれば、それはそれで美しかっただろうけど。
今日の敗戦、ソフトバンクの日本一は、恐らく「悔しい!」と
感じているであろう選手たちに与えられた宿題なんじゃないか
な?と思っている。

「落合監督のために日本一になる!」と幾ら吠えても、
今日の試合、随所随所で精一杯とは言えないプレーがあった。
「これがキミらの力量の全てか?」「本当に試合に気持ちが入って
るのか?」と問いたくなる選手も…2~3人はいた。このシリーズを
「最高の戦い」とか「皆がよくやった」などと手放しで称える気持ち
にはなれない。

でも、そんな気持ちも含めて…「だから必死こいて練習して、
野球が上手くなれ!」って…落合監督は選手たちに宿題を残し、
「こんな選手だけど見守ってやってちょうだい♪」って、笑みを
浮かべて落合監督は去って行くんだと思う。

「何で落合監督が辞めなきゃイカンのか?」とか、「辞めるべきは
無能なフロント」などなど…様々な意見はあろう。私も半分はそれに
アグリー(笑)。

一方で、いつまでも落合監督に依存している場合でも無い。
ドラえもんの単行本の6巻で、ドラえもんが未来に帰る時に…のび太
がジャイアンを一人でやっつけたように…落合監督がいなくても、
こうした悔しさや、或いは「今日の宿題」を糧に…自分たちで
考えて…野球が上手くなるために色々なモノゴトを研鑽して行く
べきだと。

落合監督がチームを去る事は、
選手たちが、そしてファンが、ひとつ大人になるために必要な事で
あると。
私はそう捉える事とする。

「これからも応援してくださいね♪」と言って…落合監督はドラゴンズ
を去る。監督が去った後も…中日ドラゴンズは残る。悔しさと後悔と、
「もっとできたはず」と言う燃えカスを残して…2012年に向けた戦い
が明日から始まる。

野球にせよ人生にせよ…

Being on the road…つまりずっとずっと旅の途中であると思っている。

今日、最高の結果が見せられなかった、見る事ができなかったチームが…
必死に練習をして野球が上手くなって、また来年、そうしたモノを見せ
てくれるかもだし、或いは今年、ドラゴンズ以上に悔しい思いをした
チームが…より一層野球に向き合って上手くなって強くなる可能性もある。

1試合1試合、或いは1シーズンごとに結果は出るけど。
その結果と、結果の末の喜びや悔しさは…決して永遠では無い。

悔しいよね。せっかくここまで来て。
あと少しで日本一になれたのに…結局良いところひとつ見せられずに
ソフトバンクに敗れたんだから。

でも、「あと少し」まで来られた事は、私にとっては大きな驚きでもあり。
「あぁ成長したなぁ~」って、本当に本当にそう思う。

だから…この悔しさは…いつか晴らそう。

今季の戦いは今日終わったけど。
明日からは来年の戦いに向けた準備がはじまる。

Being on the road…終わりなんか無い。

1年間、ご愛読ありがとうございました。
またいつか、お会いしましょう。

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